教育学的アプローチを得意とし、児童心理にも精通した指導スタッフが学習指導と社会生活技能訓練を担当します。一人ひとりの子どもたちの特性に合った学びのプロセスを一緒につくりあげ、勉強面や生活面における「自分だけの学習法」を獲得してもらうのが主な役割です。「教えてもらう」のではなく、学びのプロセスを「一緒につくる」からこそ、子どもたちは主体的に行動することの価値を知ることができ、成長の喜びをかみしめることができます。そういった場面を数多く提供できる精鋭でチームが構成されています。
子どもたちの成長を心理面から支え、強靭さ（レジリエンス）を身につけていけるようにサポートするのが心理指導スタッフの役割です。弊社では、それに加え、子どもたち、保護者、社員向けに実践的な心理教育を行うという重要な役割もあります。支援される側、支援する側の心の充実、安定化に寄与し、心理的に安全な環境形成をサポートします。心理指導スタッフは、大学の心理学科を卒業、もしくは大学院の心理学専攻を修了したスタッフが配置されており、専門性の高いサポートを提供しています。
発達支援の現場では、言語機能の発達に課題がある子どもたちが、言語機能を「獲得」できるよう支援することが主な役割になります。自閉的傾向が強く、言葉が出せなかったり、発語そのものができなかったりする子どもたちに対して、言語によるコミュニケーション機能の獲得を支援することは、非常に困難なアプローチになりますが、心理面において子どもたちの「話したい」という意思を支えつつ、言語聴覚士としての専門的技術を駆使して発語力を伸ばし、言語によるコミュニケーション力を一緒につくり上げます。
児童発達支援管理責任者は、利用する児童の成長に合わせた個別支援計画書を作成することと、自身が作成した個別支援計画書に基づいた支援や療育が組織的にきちんと行えているかどうか管理することが主な仕事です。個々のニーズをしっかりと把握し、それに基づいた「個別支援計画」を作成し、計画をベースに具体的支援内容を策定します。支援の現場を統括する役割が児童発達支援管理責任者には求められるため、果たすべき責任は大きいですが、その分やりがいも大きい仕事です。